ラグビー、トップリーグ(TL)の年間表彰式が24日夜、オンラインで行われ、5季ぶり5度目の優勝を果たしたパナソニックのWTB福岡堅樹(28)が、初の最優秀選手… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。..
ラグビー、トップリーグ(TL)の年間表彰式が24日夜、オンラインで行われ、5季ぶり5度目の優勝を果たしたパナソニックのWTB福岡堅樹(28)が、初の最優秀選手(MVP)に輝いた。ベストフィフティーンにも選出され、ダブル受賞となった。
医師の道へ進むため23日のTL決勝で現役引退した28歳の医学生は「最後の年にこのような最高の栄誉を頂き光栄に思います。残された試合を一切考えず、最高のパフォーマンスを出すために目の前のことに集中しました。ラグビーを引退する年と決めたことが成長を続けられた要因だと思います」と、しみじみと競技生活を振り返った。
4月から順大医学部の学生とプロ選手の“二刀流”生活を送っていたが、これからは勉強一本の生活が始まる。「これまで体に使ってきた全てのエネルギーを頭に注ぎ、ラグビーで培ってきた集中力をいかしたいです。ラグビーをここまで高いレベルでやってきて、この経験は誰にも負けないアドバンテージ。ラグビーへの関わりも大事にしたしですし、ラグビーへ貢献できるような道も探していきたいです」。
最後は、福岡らしく改めて感謝の気持ちを伝えた。
「これまでずっと応援して頂き、本当にありがとうございました。最後の年に惜しまれながら引退できたことに感謝しています。(ラグビーとは)違った道、人生を生きていきますが、僕以上の素晴らしい選手はどんどん出てくるので、今後もラグビー界をよろしくお願い致します」 …