ジャパンラグビートップリーグ戦最終節が神戸市兵庫区のノエビアスタジアムで開かれ地元・神戸製鋼が4位のNECと対戦しました。
兵庫県神戸市も会場の1つとなっているラグビー・ワールドカップ開幕まで11カ月に迫る中、試合前のピッチでは神戸製鋼の選手も参加する「5人制タグラグビー」の体験会が行われました。
そして午後1時キックオフ。 赤のジャージの神戸製鋼は開始早々日本代表に追加招集された15番山中がトライを決め先制点を獲得。 前半34分にはことし7月加入のラグビー界のスーパースターダン・カーターの左サイドからの見事なゴールキックでチームは勢いに乗ります。
神戸製鋼がリードを広げ36対17で迎えた後半22分バックスの連携プレーによる見事なパスワークで相手を翻弄しトライ。 3トライを決めるなどした山中と正確なゴールキックを決め司令塔としてトライにつなげたダン・カーターが存在感を発揮。 元神戸製鋼で、日本代表の監督も務めた平尾誠二さんの命日でもある20日、チームは48対31で勝利を飾りました。 神戸製鋼は見事レッド・カンファレンス一位通過で12月に開催される上位トーナメントに出場します。